嫌われる勇気 岸見一郎 古賀文健
嫌われる勇気 - 岸見一郎、古賀史健
久々の読後感想になる。ここ最近仕事が忙しくなるのもひとつ大きい要因でもあるし、そもそも日本に移住してから自分の生活様式が大きく変わったのではないかと思う。
バス乗ることもなくなった今、家以外本を読むことがほとんどなくなった。前は人との待ち合わせや仕事の待ち時間など結構外で本を読む時間もあったが、今は寝る前の晩酌タイムしかない。しかし、その時間も本と向き合う気分が日によってあったりなかったりするので、結果的今年に入ってから読書のペースがぐっと落ちた。というのを理由にするわけにもいかんので、地道に読んでいきたいと思う。いや、それしかない。
さて、本題に入ろう!この「嫌われる勇気」は数年前から人気が出ている今やベストセラーになっているので、タイトルにしてもジャンヌにしても自分は好きなので、ずっと前から読みたかった。
読む前”会話式”だと知らなかったため最初はまあまあ戸惑いがあって少し”期待外れ”があったが、読み進めていくと内容に惹かれてかなり読み応えを感じた。
正直をいうと自分もアドラー心理学には全部賛成できない考えだけれど、共感したり、勉強になったりした部分のほうが多かった。
また、理屈は分かったけれど実践がとても難しい課題もかなりあったと思う。
アドラーが提唱したように生きられたら確かに人生はとても簡単にシンプルになる。
でも実際そこまでシンプルにするほど自分は今の生き方にうんざりはしていないと思う。
自分に必要な考え方を取り入れて、少しずつ変えてられたらそれでいいと思う。
自分の悩みがかなりこの本によって解消されたと思う。いや、まだ解消はされ切っていないけれど解消できるんだと知り、あとは自分で実践すればいいんだというのが正解かもしれない。
次は是非”幸せになる勇気”をも読みたいと思っている。