Kitto 自己満の随筆ブログ

日本の小説をこよなく愛する香港出身の者による読書感想やふとした日常の綴りが中心になるブログです。

アクアリウム日記〜30cm水槽 ミッキーマウスプラティ 出産

この30cm水槽を立ち上げて、最初に娘が金魚すくいですくった金魚は残念ながら僕の経験不足によりホシになった。

しかしもともと熱帯魚のアクアリウム、しかも水草だらけのアクアリウムをやりたかったので、今回をきっかけにこの水槽を続けていくことに。

 

 

金魚たちが次々とホシになっていき、残り1匹の頃、金魚街(香港ではアクアリウム愛好者の聖地になっている。)へ出かけ、熱帯魚を追加する。

 

テトラ系が僕の本命なのだが、この頃はまだ自信がなく(また魚たちを死なせるのでは?と思った)

 

現実的に安価で死なせても特に痛くならない種類を選んだ。(ひどい考え方だったが、今になってかなり愛着が付いている。)

 

 

選んだのは、ミッキーマウスプラティ

 

(まずどの店でも売られている為、かなり定番の感じがする。それに、本当に安い。しかも、繁殖しやすいという情報をネットで見たので、ひょっとしたら自分も繁殖できるかもと)

 

店の姉さんにオスとメスのペアを選んでもらった。

 

次、モーリー ホワイトとブラック 各1匹

単純に白と黒の魚を水槽に入れたいという考えで選んだ。

 

やはり試しにテトラを2匹 ラミノーズテトラ 2匹

その赤い鼻がなんとも言えない可愛さがある。

 

家に連れて帰って、勉強になったので今度はちゃんと水合わせをした。

 

店で買った袋の状態から小さいバケツに入れ、15分おきに水槽の飼育水を少しずつ入れて、バケツの水を少し捨てて、また水槽の飼育水を入れて、この繰り返しを小一時間をした。

 

実はこの水合わせをしていた時、一度ミッキーのオス(オスの方かな)がなんと飛び出して、次に経過を見に来た時に発見した。

あれ?1匹足りない!!!探したら床に落ちていた、どれくない時間が経ったかわからないけれど、発見した時は床のホコリにホコリまみれにおなっていた、おそらくかなり暴れていたと思う。

やばいと思って至急に手で優しくつまんでバケツに戻した。もうだめかなとは思ったが、最初はホコリが付いていたままビクともしなかった。ちょっと指で触ってみたら、なんとまだ生きていた!すっとホコリを振り払ってまた泳いで行った。

 

よかった!元気でよかった。いや、少しは元気すぎたかも!笑

 

というわけで新メンバーを投入した。

入れたその日の夜ホワイトモーリーの方がやたらみんなを攻撃しがちで相性が悪いかなと思ったが、なんとその次の日ホシになってしまった。

 

(後で考えて多分水自体まだ出来上がっていないのと水温の問題もあったかも。もちろんもともと体の悪い個体だったという可能性もある)

 

そのさらに2、3日後残念なことにラミノーズテトラたちも次々にホシになった。

原因はおそらく上記と一緒だが、実はこの時期らミノーズたちに白点病が見つかったのだ。

 

もともと店から持ち込んだか、それとも水温の問題だったのか、水替えの時水は相当冷たかったのが覚えている。ネットで調べて水温も白点病の一大原因だったことも。

 

もうすでに2週間過ぎたところだろう、最後の金魚がホシになって水がようやく落ちついたようになる。

残りはブラックモーリーミッキーマウスプラティ2匹。

 

ブラックモーリーは一時期白点病にかかったにもかかわらずどうやら乗り越えたみたい。凄まじい生命力。

 

そしたら、追々出来たらいいなと思っていたミッキーの出産だが、見る見るメスのお腹がどんどん大きくなって、これはもしかしたら妊娠したじゃないかなと思って、そしたら2週間が経ったところかな?

明らかに妊娠とわかるくらいお腹が大きい、

 

"今度は妊娠したのかな" から "いつ産まれてくるのかな" に心配の種が変わって、

 

いろいろと調べて出産の兆候も全部当たってしまって、産卵箱も準備済みで、一度はメスを中に入れたが1週間はかかるかもとずっと入れるのはやはりかわいそうだと思って出した3、4日に遂に出産した。

 

ある日パッと見たら小さい赤ちゃんが見えた。ちっちゃい魚だったのだ。

 

ミッキーは卵胎生ということで産まれた瞬間から魚の形でいてすぐ泳げる作りになっている。

 

卵から孵化するタイプだったらおそらくそんなに繁殖しやすい種類じゃなくなるのだろう。

 

赤ちゃんたちは小さいから食べられないように産卵箱に保護することに。

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しかし実際捕まえるのはかなり大変で10匹あたりなのかなというところで諦めた。

 

難しいし、それに2、3匹は自然に任せるのも悪くないかもと思ったから。

 

水草に隠れたりできるから実際その後生き残れているのも確認できた。しかも保護された子達と比べてより一層逞ましく見える。”野生”だからかな?笑 

 

日に日に大きくなっていって、とりあえず1ヶ月は保護しておこうと決めた。

 

餌は3日目位から食べてくれるようになった。普通に成魚たちが食べている餌を潰して食べさせているだけ。

 

それぞれの子の捕食力の問題もあっただろう、3匹の子が育たずホシになりました。けれど確実に成長している子もいるから見ていて非常に命の素晴らしさを感じさせてもらった。

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こんな感じで少し穏やかな様子を見せてくれたこの30cm水槽だが、この後まさかの出来事が起きるとはまだ思いもしなかった。。。。。

 

つづく